高校生活オリエンテーション

2008年3月29日(土)午後、府立高校に入学する『帰国・渡日の新入生のためのオリエンテーション』を、大阪府立今宮高校で行いました。今年は10校から生徒15人、保護者8人(中国語、韓国朝鮮語、ポルトガル語、タイ語の4言語)の参加がありました。

最初に高校生活を送るために知っておくべきルールの説明があり、帰国・渡日生のイベントを紹介するDVDを鑑賞。授業料減免や奨学金制度の説明では、保護者も熱心に聞いていました。

後半は、先輩2人の体験談を聞きました。1人は大学に進学して現在就職活動中、もう1人は専門学校に進学して、この春からの就職が決まっている先輩です。 日々の学習ではどんなところに努力や工夫をしたか、友人はどのようにできたか、困ったときはどのように相談したか、卒業後の進路を決め方、これからの夢などについて話してもらいました。「友人は自分から積極的に作ろう」「卒業後のことも今から少しずつ考えていこう」という力強いメッセージがあり、終了後の参加者アンケートでは、「この体験談を聞いて高校生活が楽しみになった」という声がたくさんありました。

また、別室では「教員間の相談会」を行いました。付き添いで参加された教員と、帰国・渡日生徒の指導経験のある教員とが交流し、情報交換の場となりました。

 2時間半のプログラムはあっという間に終わりました。 終わってからも、生徒や保護者たちが教員や通訳者と歓談する様子が見られました。新入生の高校生活のスタートを応援する、このオリエンテーションでは、「自分ひとりではない」という安心感と、これからの高校生活への希望をもってもらえたと思います。

尚、この日は日本語教育教材会社『アルク社』が取材に来られ、『月刊日本語』6月号に、このオリエンテーションと日本語教育学校支援事業についての記事が掲載されました。

   イベント紹介DVDを鑑賞    先輩の体験談を聴く    教員間の相談会